底革
そこがわ
名詞
標準
sole leather
文例 · 用例
父も祖父も、あまつさえ義兄弟まで、つまりバシマチキン一族のものといえば皆が皆ひとりのこらず長靴を用いており、底革は年にほんの三度ぐらいしか張り替えなかった。
— ニコライ・ゴーゴリ 『外套』 青空文庫
空気と大地とが競争でその震動を、われわれの靴の底革の下へ、あとからあとから膨れ上らせて来る。
— 夢野久作 『戦場』 青空文庫
(片々の上沓の上革を、片々の底革にて摩る。
— ストリンドベルヒ August Strindberg 『一人舞台』 青空文庫
社会の状態かくの如し、外交問題激起せざるも、到底革命は免るべからざるなり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
父は足を踏み替へるたびに、靴の底革を一々はつきり見せてゆく。
— 神西清 『少年』 青空文庫
シモンは靴の底革を貼り合わせる締金付のマショアールという二枚板で先妻の子の頭をジワジワと締めつけ、のし餅のように平らにへし潰して殺したという評判があり、残忍のゆえに人に恐れられている男で、陰鬱な眼付をした、猫背の、顔色の悪い、いつも口元に冷笑を漂わせた、見るからに削げたような不快な人相をしていた。
— 久生十蘭 『カストリ侯実録』 青空文庫
あすこから一停留所も行けば、そこがわーさんのお宅や。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
○ わたくしはこの前の文展に、やはり能楽に関した“序の舞”というのを出品いたしましたが、あまり能楽がつづきますので、どうかと思う鑑賞家もいられるかと思いますが、そこがわたくしの能楽道楽なところでこういうものなら幾らでも描いてみたい希望をもっています。
— 上村松園 『「草紙洗」を描いて』 青空文庫
作例 · 標準
職人は、靴底に丈夫な底革を縫い付けていた。
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このブーツは厚手の底革を使っているので、長く履けるだろう。
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底革の種類によって、靴の履き心地や耐久性が大きく変わる。
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