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悪企み

わるだくらみ
名詞
1
標準
文例 · 用例
あの通り陸尺どもは只の下郎、御案内いたすものはこの手前ひとり、計るなぞとそのような悪企み毛頭ござりませぬ。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
」と、その温和しいのを自慢に、成るべく高く売りつけよう為めに発明した怖ろしい悪企みなのだ。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
悪企みといふのは外でもない、馬の眼に細い針を刺し通して、生れもつかぬ明盲にしてしまふのだ。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
朝の目覚めや、夜ごとの就寝命令、復習や、暗誦、定期的な半休や、散歩、運動場での喧嘩や、遊戯や、悪企み、――こんな事がらが、長いあいだ忘れられていた心の妖術によって、あまたの感覚、かずかずの豊富な出来事、さまざまな悲喜哀楽の感情、もっとも熱情的な感動的な興奮などを味わわせてくれたのだ。
WILLIAM WILSON ウィリアム・ウィルスン 青空文庫
それまで辛抱して待っていないと、叔父さんが又ドンナ悪企みをして、お前の生命を取りに来るか解らない。
夢野久作 狂人は笑う 青空文庫
」「…………」「だいそれたお前の悪企み
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
一刻も早く追い付いて紋十郎めの悪企みを右衛門さんに話さねばならぬ」 でまた彼女は立ち上がり足に委せて駈け出したが、今度は三町とは登らぬ中に彼女の精根は尽きてしまった。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
すると、ここに山川牧太郎の悪企みを助ける者が現われました。
甲賀三郎 殺人迷路 青空文庫