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吉例

きちれい異読 きつれい
名詞
1
標準
festive annual custom
文例 · 用例
吉例だとあって朝鮮の鶴と称するものの吸物を出す家があったが、それが妙に天井の煤のような臭気のある襤褸切れのような、どうにも咽喉に這入りかねるものであった。
寺田寅彦 新年雑俎 青空文庫
その後正月の吉例にまたわざと同じ事を話して笑ったりしたこともあった。
寺田寅彦 新年雑俎 青空文庫
只一度正月のお稽古初めの時に吉例の何とかいうものを打たれたそうであるが、その時は生憎お客様のお使いをしていたために聞き損ねた。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
をかし、此のあたりに住ふなる橙の長者、吉例よろ昆布の狩衣に、小殿原の太刀を佩反らし、七草の里に若菜摘むとて、讓葉に乘つたるが、郎等勝栗を呼んで曰く、あれに袖形の浦の渚に、紫の女性は誰そ。
泉鏡花 月令十二態 青空文庫
しかし初春の狂言には曽我を演ずるを吉例としてある。
森鴎外 鴎外漁史とは誰ぞ 青空文庫
「去年も買って行ったから今年も吉例でね。
岡本綺堂 白髪鬼 青空文庫
猿若町の三芝居も遠慮の意味で、吉例の顔見世狂言を出さない。
薄雲の碁盤 半七捕物帳 青空文庫
漁夫たちは吉例のように会社の数取り人に対して何かと故障を言いたててわめく。
有島武郎 生まれいずる悩み 青空文庫
作例 · 標準
例年通り、吉例の餅つき大会が開催された。
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この神社では、毎年秋に吉例大祭が行われる。
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吉例により、新年の挨拶回りは一番上の兄の家から始まった。
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