木萩
きはぎ異読 キハギ
名詞
標準
Lespedeza buergeri (species of bush clover)
文例 · 用例
私は、昭和十年十一月すえに伊香保温泉で木萩の咲いて居るのを見た。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
あれが山萩、むこうのは豆萩……木萩……あちらが千代萩。
— 久生十蘭 『ユモレスク』 青空文庫
」 武石は、包みの新聞紙を引きはぎ、硝子戸の外から、罎をコーリヤの眼のさきへつき出した。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
……これが、燃立つようなお定まりの緋縮緬、緋鹿子というんだと引立つんですけれどもね、半襟の引きはぎなんぞ短冊形に、枕屏風の張交ぜじゃあお座がさめるわね。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
あきはぎとあきをつけるのも、聯想を避けたのであらう。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
開けるときはばりつといつて、閉めるときはぎゆうといふ。
— 芥川多加志 『四人』 青空文庫
水のなかでも自分の動きはぎくしゃくしたままであり、それがいっこうに改善されていかないのを、裕一は残念に思っていた。
— 片岡義男 『夏と少年の短篇』 青空文庫
作例 · 標準
秋の山道で見つけた木萩が、淡い紫色の花を風に揺らしながらひっそりと咲いていた。
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植物図鑑を片手に、庭園の隅にある木萩の群生を興味深そうに観察する。
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ヤマハギに似ているが、茎がしっかりと木質化して自立しているのが木萩の特徴だ。
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木萩の丈夫な茎は、かつてはこの地方で細工物の材料としても重宝されていたそうだ。
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