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立ちどころに

たちどころに
副詞頻度ランク #34693 · 青空 0
1
標準
at once
文例 · 用例
そのペンキはボロボロに剥げて、建物も鎧扉も、指で押せば立ちどころにメリメリツといきさうであつた。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
「ねえ、君、そふだらう、神が全能の力を持つならば、何故、その力をはたらかしてこの世の悪を立ちどころに一掃しないんだ。
断片三種 処女時代の追憶 青空文庫
如何に罵られても、この夜ばかりは恨みにきかず、立ちどころに言い返して勝てば、一年中の福があるのだとばかり、智慧を絞り、泡を飛ばし、声を涸らし合うこの怪しげな行事は、名づけて新手村の悪口祭りといい、宵の頃よりはじめて、除夜の鐘の鳴りそめる時まで、奇声悪声の絶え間がない。
織田作之助 猿飛佐助 青空文庫
『宋史』に〈元達かつて酔って道傍槐樹を見る、剣を抜きてこれを斬るに樹立ちどころに断つ、達ひそかに喜びて曰く、われ聞く李将軍臥虎を射て羽を飲ましむと、今樹我がために断つ豈神助か〉、『東海道名所記』等に見えた石地蔵が女に化けて旅人に斬られた話は、石橋臥波氏輯『民俗』第三報へ拙考を出し置いた。
虎に関する史話と伝説民俗 十二支考 青空文庫
これもまた信じている先生の言葉であったから、心機立ちどころに一転することが出来た。
泉鏡花 おばけずきのいわれ少々と処女作 青空文庫
これでもそこらで、鮨を撮んで、笹巻の笹だけ袂へ入れて振込めば、立ちどころに仙台様。
泉鏡花 白花の朝顔 青空文庫
『紀伊続風土記』に、ほとんど同様の事を記し、全身蝮のごとく、噛まば甚だ毒あり、牟婁郡山中稀に産す、『嶺南雑記』に、〈瓊州冬瓜蛇あり、大きさ柱のごとくして長ただ二尺余、その行くや跳び躍る、逢々として声あり、人を螫し立ちどころに死す〉とあると同物だろうという。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
それから三河で伝うるは、蝮は魔虫で、柳かウツギの木で打ち殺すと立ちどころに何千匹となく現われ来ると(早川孝太郎氏説)。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
この特効薬を飲めば、熱は立ちどころに下がるでしょう。
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彼の卓越したプレゼンにより、不穏な空気は立ちどころに解消された。
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熟練の職人は、不具合の原因を立ちどころに突き止めて修理した。
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