顔寄
かお寄
名詞
標準
文例 · 用例
先輩後輩5・29(夕) 鴈治郎と歌右衛門とが大阪での顔合せが、梅玉父子の意地張から急に沙汰止みになつたので、例のやうに大阪俳優の大顔寄せといふ事になり、旅興行の延若へその旨を通じると、延若は承知しない。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
「しかし何しろ一流どこばかしの顔寄せで、作家としてこの上もない名誉の事だから、その名誉に甘んじて、この際原稿料などは包み金で辛抱して戴きたい。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
その春子も成人して、ぐっと逞しくなってしまっていた時、「虫」の作曲の顔寄せがあったのだった。
— 長谷川時雨 『朱絃舎浜子』 青空文庫
多分、全国の泥棒どもが年に一度の顔寄せに、お互の功名を誇り合った上、獲物を何かの方法で分配でもするのでしょう。
— 平次屠蘇機嫌 『銭形平次捕物控』 青空文庫
多分、全國の泥棒どもが年に一度の顏寄せに、お互の功名を誇り合つた上、獲物を何かの方法で分配でもするのでせう。
— 平次屠蘇機嫌 『錢形平次捕物控』 青空文庫