頬ずり
ほおずり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
rubbing cheeks together (as a display of affection)
文例 · 用例
瓜わらべにちょっと頬ずりして土に置いた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
よその人も、ご自分の赤ちゃんが可愛くて可愛くて、たまらない様子で、お湯にいれる時は、みんなめいめいの赤ちゃんに頬ずりしている。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
若しその時お末が立つて居たら、いきなり坐りこんで、哲でも居るとそれを抱きかゝへて、うるさい程頬ずりをしたり、締め附けたりして、面白いお話をしてやつた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
が、外套が外へ出た、あとを、しめざまに細りと見送る処を、外套が振返って、頬ずりをしようとすると、あれ人が見る、島田を揺って、おくれ毛とともに背いたけれども、弱々となって顔を寄せた。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
晃一は冷めたい妻の顔に頬ずりして、泪にくれた。
— 渡辺温 『勝敗』 青空文庫
滿足とはガラスを透して見てゐた花を手に取ツて頬ずりしたことであツた。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
頬ずりしたら、お乳のにおいが、ぷんと来た。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
つづいて、その手に頬ずりしたい夢中の衝動が巻き起って、流石に、それは制御した。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
作例 · 標準
母親は、寝ている赤ちゃんの頬ずりをして愛情を示した。
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久しぶりに会う祖母に、子供は嬉しそうに頬ずりした。
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「もー、やめてよー!」と彼は犬の頬ずりを避ける。
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