貼出
貼出
名詞
標準
文例 · 用例
「この店譲ります」と貼出ししたまま、陰気臭くずっと店を閉めたきりだった。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
門衛の方を覗くと、そこに自分の名前を書いた紙片が貼出されてあった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
教員室の壁に小さく貼出された紙を見て、落第だとわかると三人は赤井の発言で早速受持の教授を訪問することにした。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
ビルの前の掲示板に、その日の夕刊が貼出されてあった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
品がきが貼出してある以上は、月見でも、とぢでも何でも。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
) そこで床平が、自分で燒あとへ貼出したのは――(何うしよう、身代、今の間に、床平が恁う燒けた。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
それは道ばたの一軒の大きな商家が、明障子の上に貼出した広告の文字であつた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
大変若くて呼び者であったが、暫くするとこういう貼出しが出ました。
— 夏目漱石 『模倣と独立』 青空文庫