下り物
くだりもの
名詞
標準
products originating in Kansai (Edo period)
文例 · 用例
東京の糞尿と共に、此辺はよく東京のあらゆる下り物を頂戴する。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
町に売る繊細ないわゆる「下り物」とは比較にならない。
— 柳宗悦 『現在の日本民窯』 青空文庫
店という店|他処から来た「下り物」ばかりで、土地の人は地のものを愛さない。
— 柳宗悦 『現在の日本民窯』 青空文庫
地方ではそれを「下り物」と呼ぶ。
— 柳宗悦 『地方の民藝』 青空文庫
」と、肩|撫でたげて、「なんぞ下り物でもしたんかいな」いうと、黙って首振って、「あて、もう死ぬ、死ぬ、……助けてほしい」と、ほんまに消えてしまいそうな虫の息で、「姉ちゃあん、……」と一と声大きく呼びながら、両手で私の手頸にしがみ着きますねん。
— 谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 青空文庫
もっとも最近はいわゆる「下り物」といって、中央から流れ込む商品に段々犯されて来ました。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、京や大阪から運ばれてくる上質な品々は下り物と呼ばれた。
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この地方では、昔から下り物を扱う商売が盛んだった。
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下り物は庶民の憧れの的であり、高値で取引された。
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