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意に介する

いにかいする
表現動詞-サ変-特殊
1
標準
to mind
文例 · 用例
彼女にとっては、ぼくが喀血したということが非常な驚きであって、その他のことは何一つ意に介する余裕はなかった筈だ。
織田作之助 ひとりすまう 青空文庫
」 探しあぐんで、外套を押遣って、ちと慌てたように広袖を脱ぎながら、上衣の衣兜へまた手を入れて、顔色をかえて悄れてじっと考えた時、お若は鷹揚に些も意に介する処のないような、しかも情の籠った調子で、かえって慰めるように謂った。
泉鏡花 註文帳 青空文庫
「私は世界史のことを意に介するほど年寄つてゐない、それはおよそ最も不合理なものである。
三木清 ゲーテに於ける自然と歴史 青空文庫
それを意に介するとすれば、私は馬鹿であらう。
三木清 ゲーテに於ける自然と歴史 青空文庫
」「矛盾は存在しない、それは現存するものではない、といふ主張に關して云へば、我々はこのやうな斷言を意に介することを要しない。
三木清 歴史哲學 青空文庫
然るに伊沢岡西二家の人々は殆|細故意に介するに足らずとなすものの如くである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
朝敵と云へば、維新以來舊幕政府の一類共に何か不審の筋あり云々等の事ならば、先づ古來和漢の例に於ても、國民前政府を慕ふとか云ふ意味にて、隨分世にあるまじき嫌疑に非ざれども、幕府滅却の後は斷へて其痕跡を見ざるのみならず、舊幕府の談は政治社會に於て信に意に介する者もなきに非ずや。
福沢諭吉 帝室論 青空文庫
ゆえに世に処するものは悪口の六、七|分は聞流しにすべきもの、意に介する価値なきものと僕は信ずる。
新渡戸稲造 自警録 青空文庫
作例 · 標準
彼はどんな批判も「意に介する」ことなく、自分の信念を貫き通した。
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「そんな悪口、全然「意に介する」必要ないって!」と友人は励ましてくれた。
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上司の厳しい言葉も、彼女は「意に介する」様子もなく、冷静に仕事を進めた。
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周囲の雑音は「意に介する」まいと決めて、試験勉強に集中した。
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意に介する(いにかいする) — 幻辞.com