寂滅為楽
じゃくめついらく
表現
標準
freedom from one's desires (entry into Nirvana) is true bliss
文例 · 用例
しかもその地獄から解脱するには、寂滅為楽の涅槃に入るより仕方がないのだ。
— 萩原朔太郎 『老年と人生』 青空文庫
*黒檀の森茂げきこの世の涯の老国より来て、彼は長久の座を吾等の傍に占めつ、教へて曰く『寂滅為楽』。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
あの「いろは」歌でいえば、「あさきゆめみじ、ゑひもせず」という最後の一句は、「寂滅為楽」という「涅槃の世界」をいったものです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
晨朝は生滅滅已、入相は寂滅為楽と響くなり。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
われも後生の雲はれて、真如の月を眺めあかさん」 とありますが、「初夜の鐘は諸行無常、入相の鐘は寂滅為楽」などというと、いかにも厭世的な滅入ってゆくような気がします。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
「寂滅を以て楽となす」すなわち寂滅為楽などというといかにも静かに死んでゆくこと、すなわち「往生する」ことのように思っている人もありますが、これは決して、死んでしまうという意味ではないのです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
鐘であつたら正に寂滅為楽と響きそうなかつこうで立つていた。
— 伊丹万作 『人間山中貞雄』 青空文庫
「安国寺さん」は式をすませた後、本堂の前に並んだ僕等に寂滅為楽の法を説かれた。
— 芥川龍之介 『二人の友』 青空文庫
作例 · 標準
仏教の教えでは、寂滅為楽こそが真の幸福だと説かれている。
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彼は日々の瞑想を通して、寂滅為楽の境地を求めている。
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俗世の煩悩から解放され、寂滅為楽の悟りを得た。
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