送話口
そうわぐち
名詞
標準
(telephone) mouthpiece
文例 · 用例
「はあ、そうです、はあ、では、ちょっとお待ち下さい」 彼は送話口を手でおさえて局長を振り返った。
— 平林初之輔 『鉄の規律』 青空文庫
」と、送話口へ一層近よった。
— 宮本百合子 『雑沓』 青空文庫
サイは爪立って送話口へのびあがった。
— 宮本百合子 『三月の第四日曜』 青空文庫
もしもし……」 探偵は送話口に噛みつくように叫んだが、安東の返事は遂になかった。
— 烏啼天駆シリーズ・2 『心臓盗難』 青空文庫
ちょっとお待ち――」と暫く送話口をおさえた後で、「けさの午前十一時ごろだす。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
それよりはきみのほうの条件を聞かしてくれ」「条件は別にないよ――おッと、ちょっと待ってくれ、カークハム君」 帆村は送話口でしゃべるのをちょっと中止して、横へ首をのばした。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
総監は受話器を取って聞いていたが、送話口を手を蔽って局長の方へ振返り、「局長、また厄介なことが出来ました。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
やっと先方に聞えるくらいの声で彼女は、「もしもし……もしもし……」と囁きながら、動顛した熱い額を、ぐいぐい送話口に圧しつけた。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
作例 · 標準
受話器を耳に当て、送話口に口を近づけて、彼はゆっくりと話し始めた。
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公衆電話の送話口は、衛生上の理由から定期的に清掃されている。
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この特殊なインターホンは、送話口と受話口が一体型になっている。
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