画僧
がそう
名詞
標準
artist-monk
文例 · 用例
伊勢は寂照寺の画僧月僊は、乞食月僊と言はれて、幾万といふ潤筆料を蓄め込んだ坊さんだが、その弟子に谷口月窓といふ男がゐた。
— 薄田泣菫 『幽霊の芝居見』 青空文庫
伊勢は寂照寺の画僧|月僊は乞食月僊と言はれて、幾万といふ潤筆料を蓄め込んだ坊さんだが、その弟子に谷口月窓といふ男がゐて、沈黙家で石のやうに手堅い性れつきであつた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
」と言ふので、自分を雪舟のやうな画僧に、(残念な事には雪舟は不折氏のやうな聾では無かつた)自宅を雲谷寺のやうな山寺と思つてゐる不折氏は、顔の何処かに不満足の色を見せずには置かなかつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
けれど彼は当時の東山文化に棹さした五山の画僧でもなし、都会画家の一人でもない。
— 吉川英治 『雪村筆「茄子図」』 青空文庫
同時代の画僧に、松花堂と号した滝本昭乗などもあり、雪舟門の系脈をひいた雲谷等顔だの、継雪村だの、幾多の作家を見ることができる。
— 吉川英治 『随筆 宮本武蔵』 青空文庫
だがそうした八雲の悲しい心は、常に最も夫人の心を痛ましめた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
ふられても恰好がつくなんてのは、てんからひとに甘ったれている証拠らしいが、――ま、落ちつく」 馬場がそう言ったのを私は忘れない。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
そんなことは解るはずがないのに、夢のような記憶では、それがそうであったことになっているのである。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
作例 · 標準
寺院の障壁画を見上げると、数百年前の画僧が込めた力強い筆致に圧倒される。
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「この墨絵、有名な画僧が描いたものらしいけど、どこかユーモラスな表情だね」
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厳しい修行の合間に、自らの悟りの境地を白い紙に写し取った画僧の静かな情熱。
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