知藩事
ちはんじ
名詞
標準
governor of a feudal domain (1869-1871)
文例 · 用例
列をなして、挙げて知藩事の前に出頭した家臣たちであった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
そのうしろには知藩事の力があった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
版籍奉還がおこなわれた明治二年七月までは、幕府はなくなって朝廷が旧幕領を直轄したというだけで、諸大名は旧体制のまま残っていたのであり、版籍奉還ののちになっても、大小名の名目が知藩事とかわり、独立の封建領主が形ばかり天皇制の官僚となったというまでのことである。
— 服部之総 『武鑑譜』 青空文庫
「知藩事」での地位さえも、この『藩銘録』のでたとし明治三年の十一月には、一同東京居住を命ぜられたから、廃藩をまつまでもなく名目だけのものとなったのである。
— 服部之総 『武鑑譜』 青空文庫
作例 · 標準
明治維新後、旧藩主が知藩事として任命され、藩政の改革を進めた。
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知藩事制度は、廃藩置県によって短期間で廃止された。
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知藩事の役割は、中央政府と各藩をつなぐ重要なものであった。
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