目眩し
めくらまし
名詞
標準
文例 · 用例
四月の朝の光線が、窓から一ぱいさし込んで、デスクから床の上へ雪崩のやうに落ち散らばつてゐる西原氏の詩稿の書き屑を目眩しく見せた。
— 岡本かの子 『狂童女の戀』 青空文庫
切立ての銘撰の小袖を着込んで、目眩しいような目容で、あっちへ行って立ったり、こっちへ来て坐ったりしていた。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
でも、取り澄ました気振りは少しも見えず、折々表情のない目を挙げて、どこを見るともなく瞶めると、目眩しそうにまた伏せていた。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
」新吉は目眩しそうな目をパチつかせた。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
外は大分春らしい陽気になって、日の光も目眩しいくらいであった。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
森もやや黄ばみかけて、日射が目眩しいくらいであった。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
そして目眩しそうな目を擦った。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
外には真夏の目眩しい日が照っていたが、木蔭の多い家のなかは涼しい風が吹き通った。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫