モートル
モートル
名詞
標準
motor
文例 · 用例
その風車は直径三十五フィートでこれを五十フィートの櫓の上に据え付け、十六燭の電灯二百個を点ずる外に、なお五馬力のモートル三個を運転しているが、未だかつて停電などを起さぬという事である。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
器械の桶の中に馬鈴薯を詰め込んで半馬力のモートルを運転させると、見る間に外皮は剥け落ち清浄に洗われて直ちに料理の出来るようになる。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
たとえばおもちゃのモートルを店屋でちょっとやってみる時はよく回るが買って来て五分もやればブラシの所がやけてもういけなくなる。
— 寺田寅彦 『断水の日』 青空文庫
「うーう」と、モートルのうなっているみたいな音が、はじめきこえた。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
何だか怪しいな」「怪しいにも何も、私は、そのヨダレが欲しさに生命がけでモートル船に乗って随いて行きましたが、その中に又、世界中で私一人しか知らん奇妙な魚類をば見付けました」「フーン。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
それがすむと、何十貫もあるモートルが木箱かなんぞのように楽々ととんできた。
— 海野十三 『地球を狙う者』 青空文庫
めりめりとはげしい音がして、モートルが壁をぶちぬいた。
— 海野十三 『地球を狙う者』 青空文庫
部屋の隅では、ごとごとと低い音をたてて喞筒モートルが廻りだした。
— 海野十三 『生きている腸』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの職人は、今でもモーターのことを「モートル」と呼ぶことがある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
古い扇風機のモートルから油の切れたような乾いた音が聞こえる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
工場の隅に、役目を終えて埃を被った巨大な三相モートルが置かれていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview