迷い犬
まよいいぬ
名詞
標準
文例 · 用例
お腫だらけの迷い犬に三度三度めしをやっているうち、覚えてくる愛情に、それは似ていた。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
ほかの子たちがみんなでからかって、石をぶつけたり、迷い犬を追って遊ぶように追い回したりした。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
迷い犬にだれも加勢する者がないのだ。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
もう一度親方は呼び子をふいて、迷い犬を呼びたてた。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
ただ真ッ白な夜の道を、彼の影は、迷い犬のように歩いていた。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫