片刃
かたば異読 かたは
名詞名詞-の形容詞
標準
single edge (e.g. sword blade)
文例 · 用例
兇器は警部の話した通りの、片刃の厚いナイフにちがいなく、傷口の変色の程度からおして、ノルウェイ製ナイフのような、柄の厚いナイフらしく思われ、どの刺傷も死にもの狂いの力で刺しこんであった。
— A CASE OF PREMEDITATION 『予謀殺人』 青空文庫
」「片刃で反っくり返ったのは刀で、両刃で真っ直ぐなのはツルギさ。
— 欄干の死骸 『銭形平次捕物控』 青空文庫
二三 普通ツルギは兩刃、タチは片刃の武器をいうが、嚴密な區別ではない。
— 校註 古事記 『古事記』 青空文庫
櫂の片刃に削げが来て、そこから少し裂けているので、使わずに捨ててあった物らしい。
— 円明の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
ほんたうに誰にだつてお叱られになつたことのない、よい育ちのかたばかりなのに。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
けれども、強い体当りをしたなら、それだけ強いお言葉をいただけるようでありますから、失礼をかえりみず口の腐るような無礼な言いかたばかり致しました。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
さてわれは姫に對ひてかたばかりの詞を掛けしに、その答いと優しく、他の親族の人々と我との間に、何の軒輊するところもなき如し。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
その日、樵夫の子供は、かたばかりのお葬式をして、父親を、森の小高いところの土を掘つて埋めました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
作例 · 標準
刺身をきれいに引くには、やはり片刃の柳刃包丁が欠かせない。
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このアウトドアナイフは片刃なので、利き手によって使い勝手が変わる。
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伝統的な日本刀の多くは、鋭い切れ味を誇る片刃の構造だ。
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