草鞋虫
わらじむし
名詞
標準
文例 · 用例
と、其処に草鞋虫の一杯|依附った古草履の片足か何ぞが有る。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
―― 然しながら、マクシム・ゴーリキイはその退屈をこらえ、「絶大な緊張をもって、草鞋虫の這っている窖の壁を見つめ、坐りつづける。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイの発展の特質』 青空文庫
―― 然しながら、マクシム・ゴーリキイはその退屈をこらえ「絶大な緊張をもって、草鞋虫の這っている窖の壁を見つめ、坐りつづける。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
一匹の草鞋虫がはっている。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
蜘蛛の隅、青虫の隅、草鞋虫の隅、蟋蟀の隅などがあった。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
」「私は草鞋虫でございます。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
なお別の楽しみは、急に舗石を上げて草鞋虫を見つけることである。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
仰山な言葉ですべてに衣を着せたもの、台所は実験室となり、踊り児は先生となり、道化者は体育家となり、拳闘家は闘士となり、薬局の小僧は化学者となり、鬘師は美術家となり、泥工は建築師となり、御者は遊猟者となり、草鞋虫は翼鰓虫となる。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫