乱筆
らんぴつ
名詞
標準
hasty writing
文例 · 用例
文字さえ乱れて、細くまた太く、ひょろひょろ小粒が駈けまわり、突如、牛ほどの岩石の落下、この悪筆、乱筆には、われながら驚き呆れて居ります。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
取り急ぎ候ため、乱筆の儀はおんゆるしくだされたく候。
— 子持ちすずり 『右門捕物帖』 青空文庫
乱筆お許し下さいませ。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
いずれお目にかかる機会でもございましたら、おわび申し上げますが、とりあえず乱筆にておわびいたします。
— 平林初之輔 『華やかな罪過』 青空文庫
乱筆おゆるしください」は底本では「おゆるしください」]。
— 小酒井不木 『紅色ダイヤ』 青空文庫
乱筆を御許し下さいませ。
— 小酒井不木 『秘密の相似』 青空文庫
昼酒、雑談、そしてまた乱筆。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
夕方から句会場――おとなりの仕出屋――へ出かける、会者五六人、遠慮なく話し合ひ腹一杯飲み食ひする、例によつて悪筆の乱筆を揮ふ、十二時近くなつて散会、酔ふて戻つてすぐ寝る、酒よりも水、水。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼のメモは乱筆で、後から読み返すのが大変だった。
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試験時間が迫っていたので、私は焦って乱筆で解答を書きなぐった。
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教授は、乱筆ながらも情熱のこもった手紙を学生に送った。
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