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五本

ごほん
名詞
1
標準
five (long cylindrical things)
文例 · 用例
そのほか寿司の屋台が出てゐる日があり、今日はそれは見えなかつたが、四五本の柱にトタン屋根を張つた、一時拵への氷店が出来てゐた。
中原中也 古本屋 青空文庫
夜の十一時、不意の自動車、薄暗い電氣、細長い五本の指、死後の生活の話、ふり亂した長髮、蒼ざめた病身の顏、影のやうに消えた後姿。
萩原朔太郎 芥川君との交際について 青空文庫
霧はフツ、フツと渦巻く、偃松に白く絡んで、火事場の烟でも立つように、虚空を迷っている、天幕の屋根の筋目から仰ぐと、暗灰色の虚空が壁のように狭くなって、鼻の先に突っ立っている、雨と知りながらも、手を天幕の外へ出すと、壁から浸染み出る小雨に、五本の指が冷やりとする、眼がやっと醒める。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
各々が受持った五本又は七本の、導火線に点火し終ると、駈足で登山でもするように、二方の捲上の線路に添うて、駆け上った。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
赤い色や青い色のついてる飴の棒を両手に五本ずつ買ってくれた。
伊藤左千夫 守の家 青空文庫
屋敷の西側に一丈五六尺も廻るような椎の樹が四五本重なり合って立って居る。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
戸村家の墓地は冬青四五本を中心として六坪許りを区別けしてある。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
南京へ着いて酒保が一日開かれたので、早速一本二十銭のヨーカン五本買ってペロリと平らげて、まだ食いたい気がします。
附・戦線便り 陣中日誌(遺稿) 青空文庫
作例 · 標準
彼は鉛筆を五本持っていた。
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花瓶には美しいバラが五本生けてあった。
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ビールを五本買ってきてください。
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