大したことではない
たいしたことではない
表現形容詞
標準
trivial
文例 · 用例
そしてそんな大量生産の際に、一つびとつの死なぞはうまい具合に行きつこはない、が、そんなことはあまり大したことではないのだ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
刺青の男の住家をたしかめたことは、べつに大したことではない。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
が、そんな時、彼は幾十万の人間が豚のごとく殺される時、そのうちの一人や二人が何かほかの動機から殺されても、何もそう大したことではないように思われた。
— 菊池寛 『勲章を貰う話』 青空文庫
「なあに、大したことではないよ」「なに?
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
酒はやめられない、酒を飲むと脱線する(いつもさうではないが、そして脱線といつても大したことではないけれど)、ほんたうにうまい酒、最初から最後までうまい酒が飲みたい。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作家にとつて、知ることは知らないよりもましだが大したことではない、何よりも味ふことである。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
その代り」と、渠は何か條件を持ち出しさうであるので、義雄はどんなことかと待ちかまへるのを、なアに、大したことではないのだと云ふ風で、「僕の雜誌に少し原稿を書いて呉れ給へ。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
みなどの顔も大したことではない。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
心配しないで、これは大したことではないよ。
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彼は「大したことではない」と一言で片付けた。
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多少の遅れはあったものの、全体としては大したことではなかった。
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