分娩
ぶんべん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #17543 · 青空 189 例
標準
childbirth
文例 · 用例
組合本部の役員会がある筈なれど差支える事があって往をやめた十五日 朝根室|分娩牡犢である。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
(明治四十一年七月四日『東京朝日新聞』) 八十七 死産児の鑑定法 嬰児の死体を検してこれが果して本当に死んで後分娩されたかあるいは出産後死亡したかという事を容易に判別する新法が近頃仏国学士院の報告に発表された。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
分娩のすんだトシエは、細くなって、晴れやかに笑いながら、仰向に横たわっていた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
分娩の一瞬、豹一は今まで嫌悪していたものがこのことに連がるのかと何か救われるように思った。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
底のない墜落、無間奈落を知って居るか、加速度、加速度、流星と同じくらいのはやさで、落下しながらも、少年は背丈のび、暗黒の洞穴、どんどん落下しながら手さぐりの恋をして、落下の中途にて分娩、母乳、病い、老衰、いまわのきわの命、いっさい落下、死亡、不思議やかなしみの嗚咽、かすかに、いちどあれは鴎の声か。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
そのうちに妻が妊娠して、翌年になって男の子を分娩したが、ひどい難産のうえに産褥熱で母体が危険になった。
— 田中貢太郎 『前妻の怪異』 青空文庫
分娩の一瞬、豹一が今まで嫌悪してきたことが結局この一瞬のために美しく用意されていたのかと、何か救われるように思った。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
いままで嫌悪していたものが、この分娩という一瞬のために用意されていたのかと、女の生理に対する嫌悪がすっと消えてしまった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
妻が病院に運ばれてから数時間後、無事に分娩を終えて元気な男の子が生まれた。
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分娩の痛みに耐える彼女の手を、夫は隣でずっと握りしめていた。
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分娩が順調に進むよう、助産師さんが?確なアドバイスをくれた。
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