小的
こまと
名詞
標準
small mark
文例 · 用例
のっぺりの中へ少しこまこまと金銀紫銅のモール。
— 寺田寅彦 『二科狂想行進曲』 青空文庫
四十七 翌朝になると、お増は毎朝お今のすることに決まっている浅井のお膳拵えなどを、自分の手に一つに引き取って、さも自信のありそうな様子で、こまこまと立ち働くのであった。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
金瓶楼のお神はどこかへ行って、お芳だけが残っていたが、彼女はこまこまとよく働いていた。
— 徳田秋声 『挿話』 青空文庫
山口淑子が、ひとこま、ひとこまと場面場面をまとめるように熱演しながら、全部に流れつらぬく情熱を感じさせなかったことの一つの理由は、こういうところにもあるのかもしれない。
— 宮本百合子 『復活』 青空文庫
このことは、些細な経験のようであるが、日本の民主的な精神が歩いて来た歴史のひとこまとして意味の小さくないことだと思う。
— 宮本百合子 『あとがき(『宮本百合子選集』第九巻)』 青空文庫
自分にとって、あの赧黄色い地に、黒でこまこまと唐草の描いてある唐紙ほど、いやなものはない。
— 宮本百合子 『又、家』 青空文庫
自分自身、日本電気という一大組織のある部分を支えるこまとして自己を規定している。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
生産は京都セラミツクがにない、マイクロソフトが基本ソフトを提供するという布陣を念頭に置いた西は、もう一人ハードウエア設計の核となるエレクトロニクスの申し子を、プロジェクトを支える重要なこまとして想定していた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
作例 · 標準
弓道では、遠くの的を狙うだけでなく、近くの小的も正確に射抜く練習をする。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
的当てゲームでは、小さな的を狙うのが一番難しい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「あの的、小さすぎて見えないよ!」と子供が叫んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite