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朱泥

しゅでい
名詞
1
標準
unglazed reddish brown pottery (originally from China)
文例 · 用例
それそれその戸袋に載った朱泥の水差、それに汲んだは井戸の水じゃが、久しい埋井じゃに因って、水の色が真蒼じゃ、まるで透通る草の汁よ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
わたくしは、朱泥の徳利を取上げます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
一、「朱泥の馬」に収めた長篇数種は中学時代に書いた「林下の黙想」以後、私の少年期の所作である。
北原白秋 「白秋詩集」第二巻解題 青空文庫
翁が特に愛していた、蝦蟇出という朱泥の急須がある。
森鴎外 カズイスチカ 青空文庫
さて、三人揃つて瓶の中を覗きこむと、肉の色が朱泥に似た、小さな山椒魚のやうなものが、酒の中を泳いでゐる。
芥川龍之介 酒虫 青空文庫
朱泥を以て赤く塗り上げ、それに尖った鋼を被せて長くした牙は、馬の横腹を突き破り、長い鼻は騎士を高く空中に巻き上げて、大地へ叩き付けるのであった。
直木三十五 大衆文芸作法 青空文庫
朱泥のような丸焼きの鶏が、べた一面に下った店がある。
芥川龍之介 上海游記 青空文庫
近来煎茶家ノ好古癖有ル者、皆朱泥ヲ品賞シ、其ノ形ヲ論ズル極メテ喧シ。
※上漁史 好古小言 青空文庫
作例 · 標準
愛知県の常滑焼は、きめ細かな朱泥を用いた急須が世界的に知られている。
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朱泥の茶器で淹れたお茶は、カドが取れて味がまろやかになると言われる。
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古い中国の朱泥の鉢は、盆栽愛好家の間で宝石のように珍重される。
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