刻々
ギザギザ異読 ぎざぎざ
名詞頻度ランク #15951 · 青空 1253 例
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notches
文例 · 用例
カヤリの煙がユラユラと壁に映つて、十一時頃であり、そのうちまた出掛けさうな気配にもなつたりして、時は刻々に過ぎつゝあつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
彼は想起される印象を、刻々新しい概念に、翻訳しつつあつたのです。
— 中原中也 『宮沢賢治の詩』 青空文庫
時代とか社会とか謂はれる随分偶然的な機構は、諸君のやうな結構な適従性を持つてゐるのであつてみればなんらの怪々たるものでもないが、それのない人にとつては、時々刻々の妖怪と見えるかも知れない。
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
八 室 御中道歩きの特色は、山頂を見あげると共に、山麓を見下すのにある、それが、ブン廻しのように刻々変化してゆくのを、互い違いに併せ視られるところにある。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
刻々、そう思いながら、その気持ちに自分で自分に言いわけを拵えて、ずるずる現状のままを持ち続けています。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
第一にそういう無限な憧憬にひかれている老女がそれを意識しないで、刻々のちまちました生活をしているのがおかしかった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
だが殉ずるところに刻々の発見がある。
— 岡本かの子 『巴里のむす子へ』 青空文庫
この場合には第一にこれらの分布を知り、またすべての弱点に対する歪みの限界値を知り、同時にすべての弱点における歪みの刻々の現状を知るを要す。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
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