撫ぜる
なぜる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to brush gently
文例 · 用例
(顔を片手でツルリと撫ぜる)お蔦 水をかぶって少しは気が落ちついたかい弥あ公。
— 長谷川伸 『一本刀土俵入 二幕五場』 青空文庫
(太郎吉の頭を終に撫ぜる)斬った処でどうなるものか。
— 長谷川伸 『沓掛時次郎 三幕十場』 青空文庫
四月十二日(金曜) 十時起き、顔のトビヒはよくならない、ザラッと撫ぜると嫌な触感、たまらない。
— 昭和十五年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
感情の走った千世子の心の中に木の肌、草の葉、花の蕊なんかにこもって居る目に見えない物が心をなぜる様にくすぐる様に快いものになって入って来た。
— 宮本百合子 『千世子』 青空文庫
そんなことは無駄、子供じみており、頭を軽くなぜるようなものだ。
— BEING AN ADVENTURE OF DRENTON DENN, SPECIAL COMMISSIONER 『ドレントン・デン特派員の冒険』 青空文庫