乞巧奠
きっこうでん異読 きこうでん
名詞
標準
Festival to Plead for Skills (progenitor festival of Tanabata)
文例 · 用例
小倉にはまだ乞巧奠の風俗が、一般に残っているのである。
— 森鴎外 『鶏』 青空文庫
此水神祭りは、元々、夏祓へと同じものであつて、村や家に迎へる方は、盂蘭盆会に任せて了うて、水神迎へと禊ぎとの痕跡だけを、七夕の乞巧奠に止めた。
— 祭りの発生 その一 『ほうとする話』 青空文庫
今日残つてゐる棚機祭りに、漢種の乞巧奠は、単なる説明としてしか、面影を止めてゐない。
— 折口信夫 『たなばたと盆祭りと』 青空文庫
七夕の乞巧奠は漢土の伝承をまる写しにしたように思うている人が多い。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
又七夕も、奈良朝以前に、支那の陰陽道の乞巧奠の信仰、即、星まつりの形式の這入つたものだ、と思はれてゐるが、ほんとうは、日本固有のものである。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
七夕の乞巧奠は漢土の伝承をまる写しにした様に思うてゐる人が多い。
— 折口信夫 『水の女』 青空文庫
七夕の「乞巧奠」の如き、「盂蘭盆會」の如き、「節折り」の如き、皆、鎭魂・魂祭り・祓除・川祭りの固有の儀禮に、開化した解説と、文明的な――と思はれた――方式の衣を着せたものであつた。
— まれびとの意義 『國文學の發生(第三稿)』 青空文庫
作例 · 標準
七夕のルーツを探ると、中国の乞巧奠に行き着くと言われている。
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昔は乞巧奠で、女性たちが裁縫や詩歌の腕前向上を願ったそうだ。
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平安時代の貴族の間では、乞巧奠は重要な年中行事の一つだった。
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