磔
たく
名詞頻度ランク #38946 · 青空 186 例
標準
eighth principle of the Eight Principles of Yong
文例 · 用例
縛られて行けば、見せしめに磔か何かにせられてしまうのです。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
ペルチスタンの印度兵の眼を避けて支那の裏面に磔つけにされた同志が、石塘嘴の不夜城に暗黒な心を抱いて一夜を明すのであった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
窓際の壁には磔刑前後の基督の事蹟が版畫になつて掛けられてゐた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
磔刑に逢わないうちに自滅した方が、いっそ本人の仕合わせであったろうかと半七は思った。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
キリストの磔刑を演出する受難劇の場面で始まるこのフランス映画には、おしまいまで全編を通じて一種不思議な陰惨で重くるしい悪夢のような雰囲気が立ち込めている。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
所謂刳磔の苦勞をして、一作、一作を書き終へるごとに、世評はともあれ、彼の屈辱の傷はいよいよ激烈にうづき、痛み、彼の心の滿たされぬ空洞が、いよいよひろがり、深まり、さうして死んだのである。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
所謂刳磔の苦労をして、一作、一作を書き終えるごとに、世評はともあれ、彼の屈辱の傷はいよいよ激烈にうずき、痛み、彼の心の満たされぬ空洞が、いよいよひろがり、深まり、そうして死んだのである。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
御法度も御法度の逆磔刑ではないか。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
永字八法の最後、右払いである「磔」を力強く書くことで、文字全体が引き締まる。
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書道の先生から「磔の筆の運びが少し硬い」と指摘され、何度も練習を繰り返した。
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磔の一筆を豪快に払い、紙の上に墨の飛沫が美しく散った。
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ウィキペディア
磔 とは、罪人を板や柱などに縛りつけ、槍などを用いて殺す公開処刑の刑罰のこと。磔刑(たっけい)。
出典: 磔 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0