形而
けいじ
名詞
標準
文例 · 用例
そうしてこの悩みはやがてまた noumenon の世界の措定として形而上的情調をも取って来るのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そうして視覚に関してはアリストテレスが『形而上学』の巻頭にいっている言葉がここにも妥当する。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
形而上学者としてのニイチェ、倫理学者としてのニイチェ、文明批判家としてのニイチェには、僕として追跡することが出来なかつた。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
その笛の音こそは「艶めかしき形而上學」である。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
エエそのつまり言葉の意味……といふのはその、つまり形而上の意味……僕はその、哲學のことを言つてるのですが……。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
即ちプラトンの思想によれば、実在は現実の世界になくして、形而上の観念界に存するのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
彼等は共に形而上学者であって、現象の背後に実在する、一の本体的なるものを求めた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
しかも究極に於て、二人の見ようとしたものは一であり、ひとしく形而上の実在だった。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫