俯す
うつぶす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
標準
to lie face down (e.g. on the ground, napping on a desk)
文例 · 用例
が、明日の糧にも気心を配る女房の顔を見れば、釜貞も人間、只暗澹として首を俯する他はなかつた。
— 幸田露伴 『名工出世譚』 青空文庫
われは日ごとに公苑に往き戲園に入り、又心安からぬまゝに寺院を尋ねて、聖母の足の下に俯することあり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
(足手を硬直し、突伸べ、ぐにゃぐにゃと真俯向けに草に俯す。
— 泉鏡花 『山吹』 青空文庫
大洗祠前、海水浴旅館、波に俯す。
— 大町桂月 『常磐の山水』 青空文庫
玩具のくゝり猿の如き樣して、水に俯する母の背に負はれたる赤兒、泣いてやまざるも、母は之を懷くひまなし。
— 大町桂月 『常磐の山水』 青空文庫
千葉氏代々の城址にして、千葉第一の遊覽地、老松參差として、千葉の市街に俯す。
— 大町桂月 『千葉夜行記』 青空文庫
烏山は風邪の心地なりとて、一隅に身をちゞめ、羽衣は船暈の氣味なりとて、座に俯す。
— 大町桂月 『房州紀行』 青空文庫
男二人横臥せる間のしりへに、わづかに膝を容るゝばかりの餘地を求めて、顏を袖に埋めて俯す。
— 大町桂月 『房州紀行』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to lower (one's head, gaze, etc.)
作例 · 標準
例句