躍度
やくど
名詞
標準
jerk
文例 · 用例
一刻もはやくどうにか始末をつけて貰いたい。
— 平林初之輔 『犠牲者』 青空文庫
さあさ、さめないうちに、おはやくどうぞ。
— グリム Grimm 『にいさんと妹』 青空文庫
ひとりでずいぶんあたまをつかったけど、ようやくどういうことなのかなっとくできた。
— LE PETIT PRINCE 『あのときの王子くん』 青空文庫
はやくどこかへかくしてくだせえ。
— ハーバート・ジョージ・ウエルズ 『透明人間』 青空文庫
王九媽達は面倒臭くなり、終いにはむっとして、棺桶の側から彼女を一思いに引剥がしたから、そのお蔭でようやくどたばたと蓋することが出来た。
— 魯迅 『明日』 青空文庫
しかし、お喜乃をはやくどうかしろ」「よほど、お気に召したとみえますね」「ちょっといいぞ」「ちょっとですか」「うるさい。
— 吉川英治 『治郎吉格子』 青空文庫
妹は目をとじたままでそのせつない、頼りない、奇怪な悩みをどうぞして皆にわからせてはやくどうにかしてもらいたいというように苦しいなかに言葉に力をいれてくりかえしくりかえしこんなことをいった。
— 中勘助 『妹の死』 青空文庫
そして、屋敷のなかでは、かえりのおそい博士の身をあんじて、頼子をはじめ看護婦の平松や笠井、女中のおもとや車夫の吉蔵たちが、どんなに博士のかえりをまちわびていたかは、もはやくどくどと、申しあげるまでもありますまい。
— 橘外男 『亡霊怪猫屋敷』 青空文庫