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出かかる

でかかる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
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文例 · 用例
傾斜へ出かかるまでの自分、不意に自分を引摺り込んだ危険、そして今の自分。
梶井基次郎 路上 青空文庫
――出かかると、寝ていた犬がのそりと起きて、来かかる先へ、のすんです。
泉鏡花 露萩 青空文庫
どないにして暮らして来たのかと、松本はふと口に出かかるほどだったが、大阪から連れて来た女の手前はばかった。
織田作之助 雪の夜 青空文庫
四五人がちらほらと、式台へ出かかる中に、妙子が居た。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」 言いすてて弥太郎は陣笠をかぶって、すたすたと表へ出かかると、大きい椿のかげから四十五、六の小作りの男が赭黒い顔を出して、小腰をかがめながら丁寧に一礼した。
岡本綺堂 青空文庫
晋の区純は鼠が門を出かかると木偶が槌で打ち殺す機関を作った(『類函』四三二)。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
音楽と劇の関係とか拍子木の音楽的価値と舞台表現の関係とかいうような、興味深いお話が、それからそれへと尽きませんでしたが、私はただもう上の空で、ともすれば出かかる溜め息を押え押え御飯を口に運んでおりましたので、みんな忘れてしまいました。
夢野久作 押絵の奇蹟 青空文庫
劉が鉄砲をおろすと、彼はそろそろ出かかる
閲微草堂筆記(清) 中国怪奇小説集 青空文庫
作例 · 標準
暗闇の中から、人影がふいに道に出かかった
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霧が晴れると、遠くの山々が出かかってきた。
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待ち合わせ場所に彼の姿が出かかったのを見て、ほっとした。
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