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備前焼

びぜんやき
名詞
1
標準
Bizen ware (type of pottery)
文例 · 用例
それが可厭ならお止しだけれど、極った人が出来た上は、片時も、寝衣で胡坐かいた獣なんぞ、備前焼の置物だって身のまわり六尺四方は愚なこと、一つ内へは置けないから、即座帰れ。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」と、女中は備前焼の銚子を持つて、源太郎の方へ膝|推し進めた。
上司小剣 鱧の皮 青空文庫
いい苔の色をしていて、素焼だけれど、鉢は備前焼のような土色をしていた。
林芙美子 田舎がえり 青空文庫
それを追いすがるほどの元気もなく、そのあと浅吉は、ぼんやりとして、お雪から与えられた備前焼の油壺を取り上げて、そっと香いをかいでみました。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
庭には立木が多いのですが、その間の何もない処を選んで、高い台の上に備前焼らしい水瓶が据えてあります。
小金井喜美子 鴎外の思い出 青空文庫
備前焼、瀬戸焼、信楽焼、九谷焼、織部焼、伊万里焼、有田焼等々、日本には、各地方に、それぞれの土地に固有の型と技術とをもつ陶磁器が発達しているが、これらの窯場の特定の産物には、各々素晴らしく、芸術上時に高い作品が見出されている。
北大路魯山人 日本のやきもの 青空文庫
これらに類似して、なんら絵をほどこさず、しかも、釉も掛けない陶器に備前焼がある。
北大路魯山人 備前焼 青空文庫
無釉陶の中でも、群を抜いて美しいのが、この備前焼である。
北大路魯山人 備前焼 青空文庫
作例 · 標準
備前焼の徳利は、釉薬を使わず高温で焼き締めるため、使うほどに艶が出て深い味わいが増していくのが魅力だ。
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祖父が大切にしていた備前焼の茶碗に抹茶を点てると、土の素朴な風合いが茶の緑を一層引き立てた。
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備前焼の里にある窯元を訪ね、実際にろくろを回して自分だけのオリジナルの花瓶を作る体験をした。
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ウィキペディア

備前焼(びぜんやき)は、岡山県備前市周辺を産地とする陶磁器。日本六古窯の一つに数えられる。備前市伊部地区で盛んであることから「伊部焼(いんべやき)」との別名も持つ。同地区で数多く見られる煉瓦造りの四角い煙突は備前焼の窯のものである。

出典: 備前焼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0