お気の毒に
おきのどくに
表現
標準
my sympathies
文例 · 用例
生真面目な顔をしたカリタが彼にむかって、「お気の毒に存じます。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
夕方、久し振りで今さんも、ステッキを振りながらおいで下さったが、主人が不在なので、じつにお気の毒に思った。
— 太宰治 『十二月八日』 青空文庫
お気の毒に存じます。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
あの方を袖で掩うて上げ度い程お気の毒に思うた。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
浦島は、その竜宮のお土産をあけて見ると、中から白い煙が立ち昇り、たちまち彼は三百歳だかのお爺さんになつて、だから、あけなきやよかつたのに、つまらない事になつた、お気の毒に、などといふところでおしまひになるのが、一般に伝へられてゐる「浦島さん」物語であるが、私はそれに就いて深い疑念にとらはれてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
僕でさえ、王妃さまをお気の毒に思います。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
その翌日になって、第四年生一組の受持訓導S君は、同級生徒に向って、「皆さん、あなた方のお友達でありました石井茂男君が、お気の毒にも、一昨日の日曜に、歿くなりました」 と云ったところで、生徒たちは承知しなかった。
— 田中貢太郎 『天長節の式場』 青空文庫
戦地で働いている兵隊さんたちの欲望は、たった一つ、それはぐっすり眠りたい欲望だけだ、と何かの本に書かれて在ったけれど、その兵隊さんの苦労をお気の毒に思う半面、私は、ずいぶんうらやましく思った。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「my sympathies」である。
「my sympathies」という意味で使われることが多い。
my sympathies」という概念は重要だ。
その出来事は「my sympathies」の良い例だ。