巻き添い
まきぞい
名詞
標準
getting mixed up in
文例 · 用例
こんな主人に巻き添いなんぞ食いたくないから、みんなタオルやはんけちや、よごれたような白いようなものを、ぐるぐる腕に巻きつける。
— 宮沢賢治 『オツベルと象』 青空文庫
娘が治三郎にむかって早く隠れろと教えたのは、彼に厚意を持ったというよりも、ここで彼を召捕らせては自分たちが巻き添いの禍を蒙るのを恐れた為であろう。
— 岡本綺堂 『夢のお七』 青空文庫
今まで友達と思っていた鼻が、生前の温柔さにも似ず余りに無法な方言をするのに驚かされて、巻き添いを喰いはしまいかという極度の恐怖から、かように正気を失ったものと察せられました。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
茲から四、五町の間は川沿いの細かい砂地を行くので、伸び放題に蔓を伸して絡み合い縺れ合いながら、太い綱を張り渡した木通や海老蔓や野萄葡などが、鋭い鎌の刃先に懸けられて、気持よく左右に薙ぎ倒されている、中にも往生際の悪い奴は、玉紫陽花などに巻き添いを喰したのもあった。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫
作例 · 標準
彼の揉め事に巻き添いを食う形になってしまった。
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彼は巻き添いを避けるため、その場からすぐに立ち去った。
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無関係な私が、なぜこんな問題に巻き添いになったのだろう。
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