荒玉
あらたま
名詞
標準
文例 · 用例
『公事根源』に 供若水 立春日若水といふ事は去年御生気の方の井をてんして蓋をして人に汲せず、春立つ日|主水司内裏に奉れば朝餉にてこれをきこしめすなり、荒玉の春立つ日これを奉れば若水とは申すにや云々とあるを見ても知るべし。
— 正岡子規 『墨汁一滴』 青空文庫
荒玉梟帥「どうしたのだろう、来ないのかな」 大物主は不安そうに云い、それから谷の方をじっと見た。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
「黄泉の岩根」の「獣人」酋長荒玉梟帥という猛者であった。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
「おお参ったか、荒玉|梟帥」「さよう」と梟帥は吠えるように、「お召しゆえ参ってござる。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
」と突然荒玉梟帥は、牛のような声で怒鳴り付けた。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
」荒玉梟帥は冷やかに云った。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
荒玉梟帥は振り返り、そうして冷然と佇んだ。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
」 荒玉梟帥は立ち去ろうとした。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫