牛皮
ぎゅうひ
名詞
標準
文例 · 用例
そして大きな褄楊枝で草色をした牛皮を食べていると、お湯の加減がいいというので、湯殿へ入っていった。
— 徳田秋声 『挿話』 青空文庫
羊皮、牛皮、二百年前の紙、それから凡ての上に積つた塵がある。
— 夏目金之助 『三四郎』 青空文庫
羊皮、牛皮、二百年前の紙、それからすべての上に積もった塵がある。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
身長五尺の上を出る事正に零寸零分、埃と垢で縞目も見えぬも木綿の袷を着て、帶にして居るのは巾狹き牛皮の胴締、裾からは白い小倉の洋袴の太いのが七八寸も出て居る。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
身長五尺の上を出る事正に零寸零分、埃と垢で縞目も見えぬ木綿の袷を着て、帯にして居るのは巾狭き牛皮の胴締、裾からは白い小倉の洋袴の太いのが七八寸も出て居る。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
前に鶏足の事を説いた時に言い忘れたからここに述べるは、ビルマのカレン人の伝説に、昔神あり、水牛皮に宗旨と法律を書き付けてこの民を利せんとし一人に授く、その人これを小木上に留め流れを渡る。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
牛皮の大靴を穿いた駅夫は彼方此方と馳け歩いた。
— 島崎藤村 『家(上巻)』 青空文庫
ヒンヅ教の一寺院を訪うて見たが、屋上にも堂|前にも牝牛の像を祀ること恰も天神様の前の如く、牛糞を塗つた四五人の僧は牛皮の靴を穿いて居る僕等を拒んで堂内に入れ無かつた。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
ウィキペディア
牛皮(ぎゅうひ、ぎゅうかわ、うしがわ)は、本来の体色が残されたままの未漂白な牛の毛皮である。牛皮は牛を解体する際の副産物として得られ、通常は皮革の原料となる。
出典: 牛皮 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0