穴だらけ
あなだらけ
名詞-の形容詞
標準
riddled with holes
文例 · 用例
いわゆる見やすい観念などと称するものは、例の『常識』『健全な理知』(gesunder Menschenverstand)と称するものと同様にずいぶん穴だらけなものかと思います。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
市内に行われていた全ての過去から続く催し物に喪が発せられ、結婚式の美しい半裸体の夜半の女の背中に機関銃の弾で穴だらけになったソビエットの赤い旗が迫って、宣伝隊の装甲自動車が租界内に侵入して宣伝ビラを配付した。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
しかし実際の探偵小説がそれほどに必然的な実証の連鎖を示しているかというと、そうではなくて、たいていの場合には、巧みにそうらしく見せているだけで、実は大きな穴だらけのものがはなはだ多い。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
みなさん、どうもありがとう」と、穴だらけの外套を頭からかぶって外へ出た。
— 国木田独歩 『窮死』 青空文庫
壁と障子の穴だらけな中で、先生は一驚をきつして、「何だい、これは。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
いつもは、氣をつけて居るのだから、臺所、もの置は荒しても、めつたに疊は踏ませないのに、大地震の一搖れで、家中、穴だらけ、隙間だらけで、我家の二階でさへ、壁土と塵埃と煤と、襖障子の骨だらけな、大きなものを背負つて居るやうな場合だつたから堪らない。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
」 やがて、三本の白線のはいった穴だらけの帽子を無造作に掴んで、のそっとはいって来たのは、果して梶鶴雄だった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
私は叔父がこんな近い処に住んでいようとは夢にも思わなかったので、子供心に不思議に思いながら叔父に跟いて中に這入ると、上り口は半坪ばかりのタタキで、あと十畳ばかりの板の間に穴だらけのリノリウムを敷いて、天井には煤ぼけた雲母紙が貼ってあった。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日穴だらけについて考えている。
穴だらけという言葉は日本語で重要だ。
彼は穴だらけの意味を理解している。
この文には穴だらけが含まれている。
標準
full of flaws
作例 · 標準
私は毎日穴だらけについて考えている。
穴だらけという言葉は日本語で重要だ。
彼は穴だらけの意味を理解している。
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