年暮れ
ねんくれ
接尾辞名詞
標準
year end
文例 · 用例
何にこの師走の市へ行く鴉 年暮れて冬寒く、群鴉何の行く所ぞ!
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
完成がそこまで遅れるくらいですから、エキスパンドブック版の制作に取りかかった一九九四(平成六)年暮れの段階では、T※にはまだたくさんの問題点が残されていました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
王命婦、年暮れて岩井の水も氷とぢ見し人影のあせも行くかな そのほかの女房の作は省略する。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
『年暮れぬ笠きて草鞋はきながら』まつたくその通りだ、おだやかに沈みゆく太陽を見送りながら、私は自然に合掌した、私の一生は終つたのだ、さうだ来年からは新らしい人間として新らしい生活を初めるのである。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
一九七五(昭和五十)年暮れ、クリスマスソングが師走の賑わいをあおる中で、加藤は実験の詰めに余念がなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
★アルテアベーシック単体の価格を、MITSは一九七五年暮れのクリスマスセールでは、さすがに二分の一以下と大幅に引き下げる。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
その間の作品の半分を大正十四年暮れに「色ガラスの街」に綴つた。
— 尾形亀之助 『私と詩』 青空文庫
前の年義母に死なれて孤獨の身となり、急に家財を片附けて、年暮れに迫つて前觸れもなく出て來て、牛込の弟夫婦の家に居ることになつたのだ。
— 葛西善藏 『蠢く者』 青空文庫
作例 · 標準
年暮れの挨拶回りをして、一年を締めくくった。
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年暮れになると、どこの店も忙しくなる。
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年暮れの景色は、なんとなく寂しい気持ちになる。
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