賭け物
かけもの
名詞
標準
bet
文例 · 用例
彼女を賭け物とさえ見なしていた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
一方には、別にまた自分の女房らしいのを賭け物に引据えて置いて、しきりに丁半を争う二人組もある。
— 新月の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
恋する女性を、賭け物にするなんて……」と、気の優しい将頼すら、義憤をもらして、「――それで、野霜の伏見掾は、娘を、そのどっちかへ、与えるつもりなのでしょうか」「いや、あの翁は、職は具足師でも、心は硬骨だ。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
将と将との一騎討は、賭け物である。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
坂上から――坂下から――閃々と勝助の身ひとつにつめよる無数の槍は、その馬印と、勝家なりと信ずる彼の首とを、賭け物のように、「われこそ獲ん」 と、競い合った。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
花競べ、歌競べ、虫競べなどの遊戯にならって、十種二十種の国々の銘茶をそろえ、香気や色味をのみくらべるのを“闘茶”といい、その闘茶にはまた、莫大な賭け物をかけたりする婆娑羅な人々もあるとは――高氏も、聞きおよんでいたことだった。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
着かざッた男女は遊山気分で矢来にむらがり、飲んだり唄ったり、また大びらに銭や賭け物を賭け、競馬のような声援や雑鬧をみせるのだった。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
――勝てば、執権高時の賞辞や、莫大な“賭け物”を一挙につかむ。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
友人の結婚式の二次会で、ちょっとした賭け物を用意した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
競馬では、馬券が賭け物となる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「よし、このコインが裏か表か、賭け物だ!」
幻辭AI · gemini-2.5-flash