素女
そじょ
名詞
標準
文例 · 用例
姪は素女子の謂ふ所であつても、公羊傳の舅出の語が廣く行はれぬので、漢學者はをひを姪と書する。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
白水素女 晋の安帝のとき、候官県の謝端は幼い頃に父母をうしない、別に親類もないので、となりの人に養育されて成長した。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
「わたしは天漢の白水素女です。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
今の素女祠がその遺跡である。
— 捜神後記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
平素女房にいたぶられてゐる亭主は女房の不在に台所の隅で光つてゐる菜切庖丁や、葱の尻尾に触つてみるのが愉快で溜らぬものだ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
海安寺の唄に「虫も殺さぬあの主様を、女殺しと誰言うた」とあるは、女の命を己れに打ち込みおわらしむてふ形容詞だが、今この殺婦は正銘の女殺しの大先生たるを怖れ、素女はもちろん寡婦さえ一人も取り合わぬ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
神託宣していわく、もしこの国に年若く姿貌端正にして智慮に富み、足で歩まず、馬に騎らず、車に乗らず、日中でなく、夜中でなく、月の前半でも後半でもなく、衣を著ず、また裸にもあらず、かくてシグツナの王宮に詣り得る美なる素女あらば、その女こそ目前差し迫った大禍難を無事に避くべき妙計を出し得べけれと。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
爾時ヴェンガイン村に一素女あり、ジサと名づく、貞操堅固、儀容挺特、挙世無双だった。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
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素女(そじょ)は、道教における女仙の一人である。音楽の女神である。紀元後から道教関連の書籍で房中術の精通者の代表とされている故、それに関する道教の文献にも登場する。
出典: 素女 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0