来馬
くるば
名詞
標準
文例 · 用例
以来馬鹿は馬鹿を呼んで、この妄言は今に伝わっている。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
蒙古人古来馬肉を食い、殊にその腐肉を嗜み、また馬乳で酒を作った事は支那人のほかにルブルキスやマルコ・ポロやプルシャワルスキ等の紀行に詳し。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
「来馬では無かろうか。
— 直木三十五 『新訂雲母阪』 青空文庫
」 と、もし聞く人があったなら、来馬への懸疑はいくらか薄くなったかも知れぬが「対手は?
— 直木三十五 『新訂雲母阪』 青空文庫
そして、耳打から、小声になり、一番思慮の無い男が「来馬で無いか。
— 直木三十五 『新訂雲母阪』 青空文庫
そして、三人の選ばれた人、お俊の弟と、親族の一人と、来馬の相弟子とが、来馬の家へ向った。
— 直木三十五 『新訂雲母阪』 青空文庫
二 もし、その夜、来馬が町へ出て酒を飲んでいなかったなら「くる、のくるは苦しいのくるで、来馬のくるでない。
— 直木三十五 『新訂雲母阪』 青空文庫
「少し、お尋ねしたい事があって――」 と、一人は、丁寧に云ったが、来馬の態度に、腹の中は不快である。
— 直木三十五 『新訂雲母阪』 青空文庫