唐尺
とうしゃく
名詞
標準
Tang shaku (approx. 29.6 cm)
文例 · 用例
ただ一つ関野君が高麗尺・唐尺の関係から、今の建築物を以て大化以前の設計にかかるものなりと論断せられたるの一事は、当時往々にして斯道学者間の傾聴するところとなり、今においてなおこれを信ぜんとするものが無いではない。
— 喜田貞吉 『法隆寺再建非再建論の回顧』 青空文庫
関野君が高麗尺・唐尺の研究から、法隆寺が大化以前の建築でなければならぬとの新研究は、その数字の計算の甚だ詳細であったが為に、いかにも科学的なる研究の結果として、大いに当時の学界を衝動し、数多学者の信用を博したものであった。
— 喜田貞吉 『法隆寺再建非再建論の回顧』 青空文庫
関野君が唐尺を以て今の曲尺の九寸八分に当るものとなし、高麗尺を以てその一尺二寸、すなわち曲尺の一尺一寸七分六厘であるとせられたところのものは、その実唐尺を曲尺の九寸七分五厘となし、高麗尺を一尺一寸七分となすべきものであった。
— 喜田貞吉 『法隆寺再建非再建論の回顧』 青空文庫
其尺度は、ほぼ唐尺に一致す。
— 喜田貞吉 『蝦夷とコロボツクルとの異同を論ず之に潜みて』 青空文庫
其年代は明ならざれども、唐尺を使用する時代に於て此地方に住して、邦人と交通せしものは、蝦夷の外あるべらからず。
— 喜田貞吉 『蝦夷とコロボツクルとの異同を論ず之に潜みて』 青空文庫
然れども、唐尺使用の時代の日本人にして、鋸挽の術を知らず、金物を少しも使用せずして、これ程の家を建つる者ありとは思はれず。
— 喜田貞吉 『蝦夷とコロボツクルとの異同を論ず之に潜みて』 青空文庫
されば、何れの點より考ふるも、邦人が唐尺を使用する時代に於て、此地方に於ける蝦夷が穴居の風を存せし事は明なりとす。
— 喜田貞吉 『蝦夷とコロボツクルとの異同を論ず之に潜みて』 青空文庫
然れども、余は、記録上、邦人が唐尺を使用する時代に於て、邦人と交通する蝦夷以外の人民を此等の地方に發見する能はざるなり。
— 喜田貞吉 『蝦夷とコロボツクルとの異同を論ず之に潜みて』 青空文庫
作例 · 標準
昔の日本では、唐尺という単位が建築で使われていた。
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この古文書には、唐尺で記された土地の広さが記載されている。
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唐尺は、中国の長さを基準とした日本の伝統的な尺度である。
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