折り取る
おりとる
動詞
標準
文例 · 用例
「一|枝」と意を得ると、小笠原氏の顔を出して、事もなげに頷くのを視て、折り取る時、瀬の音が颯と響いた。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
(十吉は池のほとりへ行きて、花を折り取る。
— 岡本綺堂 『箕輪の心中』 青空文庫
だが、お主がそれを一つでも折り取るのは禁物ぢやぞ。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
道端や公園の花は折り取るものにきまつてゐる。
— 正岡子規 『墓』 青空文庫
道端や公園の花は折り取るものにきまって居る。
— 正岡子規 『墓』 青空文庫
J 公共の園の樹木の枝葉を折り取るべからざる禁制は、尤もである。
— 豊島与志雄 『文学以前』 青空文庫
私も二度ばかり、花の小枝を折り取る役目をさせられた。
— 豊島与志雄 『白木蓮』 青空文庫
「誰でも言うじゃないか、花を折り取るのは罪悪だって」と、彼は言う。
— HISTOIRES NATURELLES 『博物誌』 青空文庫