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鉦叩

かねたたき異読 カネタタキ
名詞
1
標準
Ornebius kanetataki (species of scaled crickets)
文例 · 用例
其時なのです、フト鉦叩きがないてるのを聞き出したのは――。
尾崎放哉 入庵雑記 青空文庫
鉦叩きと云ふ虫の名は古くから知つて居ますが、其姿は実の処私は未だ見た事がないのです。
尾崎放哉 入庵雑記 青空文庫
此の鉦叩きといふ虫のことについては、かつて、小泉八雲氏が、なんかに書いて居られたやうに思ふのですが、只今チツトも記憶して居りません。
尾崎放哉 入庵雑記 青空文庫
其の私の好きな、虫のなかで一番好きな鉦叩きが、この庵の、この雑草のなかに居たのであります。
尾崎放哉 入庵雑記 青空文庫
夜になると私の床にひとしお床しく聞こえるのはこおろぎ、馬追い、鉦叩き、くさひばり、えんまこおろぎ、またその中を縫うように名も知らぬ虫の声が聞こえてくる。
宮城道雄 耳の日記 青空文庫
その彼方から、遠くかすかに鉦叩く音がきこえて来る。
永井荷風 冬日の窓 青空文庫
鉦叩――湖の宿の訪客。
高祖保 独楽 青空文庫
鉦叩くだけで、御詠歌はやらない。
高祖保 独楽 青空文庫
作例 · 標準
夏の夜に鉦叩きの音が響いた。
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珍しい鉦叩きの鳴き声の観察をした。
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鉦叩きは特徴的な鳴き声で知られている。
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2
標準
ringing a bell
作例 · 標準
澄んだ鉦叩きの音が、儀式の始まりを告げた。
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寺から規則的な鉦叩きの音が聞こえてきた。
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見習いは手が痛くなるまで鉦叩きの練習をした。
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3
標準
bell hammer
作例 · 標準
彼は鉦叩を丁寧に磨いた。
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鉦叩は磨き上げられた真鍮製だった。
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鐘撞きは鉦叩をしっかりと握っていた。
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鉦叩(かねたたき)は、中世・近世 の日本に存在した民俗芸能、大道芸の一種であり、およびそれを行う者である。鉦叩き、鉦たたき、金タタキとも表記する。「七道者」に分類され、やがて江戸時代 には歌念仏(うたねんぶつ)に発展するものあり、八丁鉦(はっちょうがね)あるいは八柄鉦(やからがね)とも呼ばれるようになり、門付芸となった。かねたたき坊主(かねたたきぼうず)とも。

出典: 鉦叩 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0