止めどない
とめどない
形容詞
標準
endless
文例 · 用例
そして今もまた止めどない涙をながした。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
紅琴の眼は炎のように燃え、止めどない欲情に駆られて、フローラの体を掻い抱いた。
— 小栗虫太郎 『紅毛傾城』 青空文庫
だからいよいよ立つと云う前夜、彼女は犬を抱き上げては、その鼻に頬をすりつけながら、何度も止めどない啜り泣きを呑みこみ呑みこみしたものだった。
— 芥川龍之介 『奇怪な再会』 青空文庫
僕もよく二畳の部屋にいて、指の背を噛みながら、止めどない想いに耽ります。
— 小山清 『わが師への書』 青空文庫
それよりも」 止めどない城太郎のお喋舌りを遮って、お通は、門の内側へ寄った。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
そして猛々しい心を固めながら、瞼は反対に、止めどない涙を子らしく草にこぼしているのだった。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
とめどないといへば、とめどない。
— ――創芸社刊―― 『檀一雄「リツ子・その死」』 青空文庫
とめどない、渇というような事はまだないのであるが、なにしろ、少量しか飲めないので胃は岩石のように重く、からから渇いた食道の不快さに、前途がようやく気遣われてきた。
— 地軸二万哩 『人外魔境』 青空文庫
作例 · 標準
故人を偲ぶスピーチを聞きながら、止めどない涙が頬を伝った。
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窓の外に広がる止めどない大海原を眺めていると、悩みがちっぽけに思えてきた。
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将来への止めどない不安に押しつぶされそうになり、思わず深呼吸した。
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