幻辞.com

一路

いちろ
副詞頻度ランク #20691 · 青空 397
1
標準
straight
文例 · 用例
かつて菊池寛氏は某所に於て、今日の如き科學時代には、詩は衰滅の一路をたどるのみだと言つたが、この「科學時代」といふ言葉を、もし菊池氏の主觀に於て、夢を忘れた小常識人や、世渡り上手の小才智人のみが横行する時代、即ち要するに「小常識的俗物時代」といふ意味に解するならば、正にまちがひなく眞理である。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
馬返しより太郎坊まで、羊歯の小自由国や、蘚苔の小王国を保護して、樅落葉松の純林、戟を揃へて隣々相立てるあり、これありて裾野の柔美式なる色相図に、剛健なる鉄銹色を点し、無敵の冬をも呵して、一路空山|料峭の天に向ひて立つものあるなり。
――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 霧の不二、月の不二 青空文庫
四日目に少しよくなったので、四人|舁の椅子にのって山を下り一路ケンブリッジに帰った。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
近藤|浩一路氏は近年「光」の画を描く事を研究しているように見える。
寺田寅彦 二科会その他 青空文庫
妾は亜丁湾を横切って孟買に一路船が進行をつづけるころになると急にアラビア海に顔をうつしてお化粧を始めてしまったのです――。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
近藤浩一路の四五点はおもしろいと思って見た。
寺田寅彦 昭和二年の二科会と美術院 青空文庫
されば源森川の一路はその関するところ甚だ少からざる重要の一路たり。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
この一条の水路は甚だ狭隘にしてかつ甚だ不潔なれども、不潔物その他の運搬には重要なる位置を占むること、その不快を極むるところの一路なるをも忌み厭ふに暇あらずして渠身不相応なる大船の数※出入するに徴して知るべし。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
作例 · 標準
列車は雪原を抜け、一路北へと向かった。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
優勝報告のため、選手たちは一路故郷を目指してバスに乗り込んだ。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
頂上を目指して、ただ一路険しい山道を登り続けた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
緊急の連絡を受け、私は一路病院へと車を走らせた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
2
標準
voyage
作例 · 標準
友人たちの見送りを受け、彼の乗った船は一路平安の旅路についた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
どうか一路ご無事で帰られますよう、心からお祈り申し上げます。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
彼の前途には、希望に満ちた一路が開けているように見えた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
旅立つにあたり、父はただ「一路平安」とだけ書いた手紙をくれた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
一路(いちろ) — 幻辞.com