貴
むち
名詞名詞-接尾辞頻度ランク #6493 · 青空 1589 例
標準
lord
文例 · 用例
すれば、貴下の生活も次第に統整のしやうがあり始めようといふもの。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
年久しくも友の求めて居たものは、高貴なる貴族的の人格とその教養ある趣味性であつた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
そして私の貴族めいたエゴイズムの思想と、一種の偏重した趣味性とは、不思議にも我が友のいたく悦ぶ所となつた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
思ふに私のやうな貴族的な性情をもつて生れた人間にとつて何よりも寂しいことは、あのなつかしい「愛」の欠陥である。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
神は貴族とエゴイストとを罰するために彼等の心から愛憐の芽生をぬき去つた。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
)あの偉大なるトルストイを始めとして、世の多くの貴族と生れながらのエゴイストとが、悩み苦しみて求めるものは、実にこの「生えざる」苗を求めんとして嘆き訴ふる悲しみの声に外ならない。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
彼は口に人道と博愛を称へ、自ら求め得ざる夢想の愛を求めんとして、苦しき努力の生涯を終りたる、あの悲しいトルストイの徒ではなくして、真にその肉体から高貴な人義的の愛を体得して生れた「生ける愛の詩人」である。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
室生の芸術の貴重さは、彼が人間としての人格の貴重さから出発する。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
作例 · 標準
古代、人々は自分たちの貴(むち)に忠誠を誓った。
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「我が貴(むち)よ、どうかこの願いをお聞き届けください」と彼はひざまずいた。
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その高貴な貴(むち)は、民衆から深く尊敬されていた。
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