幾つも
いくつも
副詞名詞-の形容詞
標準
many
文例 · 用例
手拭を顔に掛けたり、外套をかぶつたりしてゐるそのいぎたない風景の上に、電燈は明々と明つて、幾つもの仕切板の角々のあのラックの光沢に反射してゐる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
次に雪の面は、必ずしも板のように平面でなく、風の吹き荒れたままに漣波状をして、湖水のおもてに尖波が立ったような状能になり、そのまま凝っているのがある、また円い輪が幾つも列なって、同心円が出来ているのもある。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
燈台が一つより外無い島、そして燈台守以外には、一人の人間も居ない島、そんな島が幾つも浮んでいた。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
二人の子供たちは、今まで、方々の仕事場で、幾つも幾つも、惨死した屍体を見るのに馴れていた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
幾つものアパルトマンの窓から、女や男や子供がのぞく、覗かないで窓の中でしんと仕事をしながら聴いていて手だけ窓から出し、小銭を投げてやる者もある。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
それが尽きるとぱっと明るくなって、丸い丘が幾つも在る間の開けた田畑の中の道を俥は速力を出した。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
もちろん女性にもそれに適応した型が幾つもの差別で存在してます。
— 岡本かの子 『新時代女性問答』 青空文庫
さう周圍が眞暗なため、店頭に點けられた幾つもの電燈が驟雨のやうに浴せかける絢爛は、周圍の何者にも奪はれることなく、肆にも美しい眺めが照し出されてゐるのだ。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4
標準
hardly
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4